結婚相談所で耳にする言葉で、成婚というものがあります。
中々一般には聞きなれない言葉ですよね。
結婚案愛所で婚活するということはこの成婚を目標にしていくことになります。
成婚して成婚退会して、結婚を目指すことになりますので成婚=結婚ではありません。
どしらかといえば成婚は婚約に近い言葉です。
それでは成婚とは何を意味するのでしょうか?
一緒に見て行きましょう。
結婚相談所における成婚の定義とは
成婚は婚約に近い言葉ですが、結婚相談所により成婚の定義が違います。
婚約をすること
結婚の意思が固まること
実質的に深いお付き合いをしていること
などがあります。
それぞれ詳細を見て行きましょう。
婚約をすること
婚約を成婚とみなす結婚相談所は面倒見がいいと言えるでしょう。お付き合いをしていても、最後までゴールインできるとは限りません。お付き合いの途中でも色々な問題が発生し、誰かに相談したくなるはずです。そのような時にまだ結婚相談所のサービスが利用できるのは心強いですね。
もちろんその分月会費の支払いは続きますし、カウンセラーさんへの進捗状況の報告も必要となります。
結婚の意思が固まること
結婚の意思が固まるというのは、プロポーズをして受け入れられた状態です。ここからもデートを重ねて、婚約、挙式と進んでいきますが、まだ途中で破談になる可能性もあるかもしれません。
プロポーズと婚約の大きな違いは本人達だけの約束か、家族を巻き込んだ約束かということになるでしょう。当然家族を巻き込んだ約束となれば決意も固くなります。
プロポーズに成功したら成婚退会となりますので、それ以降の月会費はかかりませんが、退会時には成婚料の支払いが必要となり(成婚料がある場合)、万が一破談になったら再入会が必要になります。再入会は半額などに設定されている場合もありますが、多くの場合は無料ではありません。
実質的に深いお付き合いをしていること
結婚相談所ではキスなどを含めた婚前交渉を禁止している場合が多いです。
ある程度の線を引いて置かないと、不誠実な出会い目的の会員も現れます。
やはり複数の会員とのお付き合いをするシステムですので、先週まで別の会員と肉体関係にあった人が、今週は別の会員となんてことになると、色々なトラブルの元ですよね。
それではもう結婚前提の真剣な出会いを求めているとは言えなくなってしまいます。
そのため
3か月以上交際している
泊りの旅行に行く
婚前交渉がある
同棲をする
などの実態がある場合は成婚とみなす結婚相談所が多いです。そこから先は成婚退会して自由にお付き合いくださいということになります。
具体的にどんな行為が成婚にあたるかは契約書に書いてありますので、契約時に確認しましょう。
成婚するとどうなる
結婚相談所の会員の共通の目的は成婚をすることです。
そのため成婚をすると成婚料を支払い成婚退会で続きを取るのが一般的です。
成婚料の設定が無い結婚相談所の場合は、あえて「成婚」の定義をしていない場合もあります。
その場合は、そのままお礼を言って退会することになります。
成婚=結婚ではありませんので、その先入籍するまでに決めなければいけないことや、やらなければいけないことも沢山あります。
結婚相談所のアフターサービスとして様々なアドバイスが受けれらるところもあります。
結婚相談所としても、提携している結婚式場や不動産屋さんなどを紹介することで紹介手数料などももらえるでしょう。
結婚相談所と良好な関係が保たれているのであれば、あまり構えることなくお世話に結婚相談所でそのようなサービスを紹介してもらうと喜ばれると思います。
成婚料はいくらぐらい?
成婚料は成婚することで発生する成果報酬のようなものです。
全ての会員から一律徴収するよりも、上手く行った人にだけお支払いいただこうという料金です。
一見良心的なシステムなのですが、高額なこともありますのであまり払いたくないと思う人もいるようです。
成婚料は結婚相談所により異なりますが
おおむね5万円~20万円ぐらいだと思ってください。
またカップル成立となると男性、女性両側からの支払いが必要となります。
具体的な大手各社の成婚料や成婚率についてはコチラで比較検討していますので、合わせてごらんください。
まとめ
成婚=結婚という意味では必ずしもなく
結婚をする相手と出会えたという意味の方が強いです。
成婚には成婚料が発生することもありますので、各社明確に定義しています。
契約時には必ず成婚料の有無と、発生の条件を確認しましょう。
結婚相談所のサービスは誤解なく、最後まで気持ちよく利用したいものです。