結婚相談所に登録したら、まずプロフィールを作成します。
基本的にはカウンセラーさんと一緒に書くなり、添削してもらって
魅力的なプロフィールを仕上げていくことになります。
年齢、職業、年収などの基本的事項はフォーマットに沿って記入することになると思いますので難しいことは無いでしょう。
定型フォーマットの中でも自己PR部分は唯一自由に書けるところです。
読む人の心をつかんで是非会ってみたいと思ってもらいましょう。
親しみやすい人柄や結婚に対する気持ちを素直に出していきましょう。
また文字数制限はあるのか、あるなら何文字か確認しておきましょう。
文字制限があるなら、優先順位を付けて書く必要があります。
それでは具体的に何を書いたらいいのか見ていきましょう。
ご挨拶
まずは簡単なご挨拶と、読んでいただいた感謝の気持ちをお伝えします。
「私のプロフィールを見て下さってありがとうございます」
などでも十分です。
これを丁寧に書いて書き出すのか、何も書かないのかではだいぶ印象がかわりますので
まずは丁寧な出だしを心がけましょう。
自分の性格
自分から見た自分の性格と友達や家族から客観的な自分の性格を合わせて書くといいでしょう。
「物事を何でもきちんとやらないと気が済まない性格です」
これだけだと几帳面で、潔癖に捉えられる可能性もありますが
「自覚はありませんが友人に言わせると抜けているそうです」
などと加えると、自分が思ってるほどしっかりしてなくて親しみが持てると好印象です。
また「人前に出るのはあまり好きではありません」
しかし「友人には相談されることが多く、学生時代の部活では部長も務めました」
これで人には頼りにされるけど、自分から積極的に前に出たい人ではないんだ。
というような両面性を伝えることができます。
また就活などでは自分の長所短所などを書かされますが、敢えて短所を書く必要はありません。
短所を書くにしてもポジティブに書きましょう。
「融通が利かない・頭が固い」→「少し頑張りすぎてしまう」
「今の生活を変えたくない・変化を好まない」→「慎重・堅実である」
○○ないというような否定形はよくありませんので使わない方が良いでしょう。
仕事の内容
男性でしたらお仕事の内容も触れておきましょう。
あまり仕事の話ばかりだとマイナス印象になりかねませんが、
本当に仕事を頑張ているのであれば、それを素直に伝えることで
何事にも一生懸命な人だと伝わるでしょう。
仕事の愚痴やネガティブな話題(もう辞めたい・ブラックな職場など)はココでは封印しておきましょう。
簡単に自分のついている仕事の話、自分に期待されている役割や頑張っているプロジェクトなどのお話がいいと思います。
「メーカー勤務ですが商品開発に携わっています。現在新しいプロジェクトで子供のいる家庭の負担を減らす商品を開発しています。市場に出て皆さんに喜んでいただくのが楽しみです」
もし転勤や海外勤務などがある場合もここで触れておくといいでしょう。
「あと数年したら海外転勤になるかもしれません。不安な一方で新しいことにチャレンジできることをすごく楽しみにしています。」
このように自然に海外転勤があることをお伝えすれば、海外について行きたいと思う人はひかれますし
海外はちょっとと思う人にも事前にお知らせすることができます。
趣味・休日の過ごし方
趣味やどんなことをして休日を過ごすかも重要な情報です。
共通項を見つけることで興味が生じやすいですし、会話のきっかけにもなります。
これから一緒に人生を歩むパートナーですから、同じ時間を過ごせる相手だといいですよね。
多少の趣向の違いは好きになってしまえばどうにでもなりますが、
先に条件から入る結婚相談所では共通項がある方が興味を持たれやすいです。
一方が活発に動きたい人で、他方が家でまったりしたい場合一緒に居るとストレスに感じるかも知れません。
「一緒にアウトドアでアクティブに過ごしたいです」
などとしておけば、自然とアウトドア好きの人が集まってきます。
逆に自分は家派だから無理して会わせたくないなという人はコンタクトして来ないでしょう。
好きになってしまったら仕方ないですが、好きになる前なら無理をする必要はありません。
仲良し夫婦でもお互いの趣味には干渉しないで上手く行ってるケースもありますので
必ずしも同じ趣味を持っていないといけないわけではありません。
どんなことがお相手の興味を引くかはわかりませんので、興味があることは色々と書いておきましょう。
お互い野球観戦が好きだけど、ライバルチームが好きな人はちょっとと思うかもしれませんし、
ライバルチーム同士でも一緒に試合に行けるから楽しみと思うかもしれません。
何が吉と出るかはわかりません。
そこは「ご縁」と割り切ることも必要でしょう。
結婚生活やお相手への希望
実際にお会いしてから、要望を伝えたり、希望を伝えたりして
思ってたのと違うということになると、がっかりですよね。
そうなるぐらいなら、初めから譲れない希望などは伝えておくべきでしょう。
「家庭を守ってもらえると安心して仕事ができます。私もしっかり稼いで、子育ても頑張ります」
「共働きで、家事も分担して一緒に頑張っていきたいです。」
「大変かもしれないけど、仕事も、子育ても両立して、マイホームも手に入れたいです」
など。
それを読んで「自分と同じ考えだ!」と親近感を持つ人もいれば
「共働きはやだな」と思う人もいるかもしれません。
沢山の人にモテたら嬉しでしょうが、気持ちを偽って万人受けするプロフィールを作っても
結局後でボロが出ますので、譲れないことは正直に書きましょう。
正直に、だけど丁寧に
最後に重要なことですが、あまり自己PR欄に見せかけだけのいい言葉を並べても上手く行きません。
自分の思っていることを素直に書きましょう。
ただし正直なのと相手に気を遣えないのはちょっと違います。
正直だからと言って相手を不快にしたり、傷つけるような言動をしていては
せっかく婚活をしてもいい出会いはありません。
「女性は家庭に入って男性を支えるべきです。同じ考えの女性と結婚したいです。」
これをみて男らしいと感じる女性もいるでしょうが、不快な思いをする人もいますよね。
こういったのはいくら正直でもよくありません。
ではこんな感じではどうでしょうか?
「しっかり家庭を守って下さる方と結婚出来たら、どんな厳しい仕事を頑張れる気がします!」
奥さんには家庭に入ってもらいたい人だというのは伝わると思いますし、支えてあげようかなと思ってくれる人もいるでしょう。自分の考えを押し付けてはいないので、違う考えの人も特に嫌な思いはしないと思います。
自分の気持ちに正直になりつつも、それを読む相手がどう感じるか、嫌な思いをする人がいないかを想像してみましょう。
まとめ
結婚相談所のプロフィールに書くのは
挨拶
自分の性格
仕事の内容
休日の過ごし方
結婚生活やお相手への希望
気持ちは素直に伝えるのが一番。しかしお相手の気持ちも考えて常に丁寧にを心がけましょう。