結婚相談所のあれこれ

結婚相談所でありがちなトラブルを避ける方法

結婚相談所のトラブル

結婚相談所は便利なサービスですが

金額も大きな契約の為、丁寧な説明やフォローが無いとトラブルに発展しがちです。

多くの場合はだますつもりではなく説明不足が原因だと思いますが、

稀に悪質な業者もいますので気を付けましょう。

こちらではトラブルの例や健全な業者の得れ美方などについてお話しますので、

信頼できる結婚相談所選びに役立ててください。

結婚相談所に関するトラブル相談件数

2017年2018年2019年2020年
1,811件1,841件1,607件1,261件
国民生活センター結婚相手紹介サービスに関する相談件数

結婚相談所のサービスに関する国民生活センターへの相談件数は年々低下してきています。

これは業界独自にJMICという業界団体をつくり、結婚相談所業界の健全化を図っているのと同時に、特定商取引法により適切に保護されているからだと思います。

相談の内容として多いのは

思っていたような出会いがない

紹介数が少ない

思っていた料金と違う

というものが多いようです。

JMIC
JMIC 一般社団法人 日本結婚相手紹介サービス協議会とはどんな団体? JMIC 一般社団法人日本結婚相手紹介サービス協議会は2016年設立の比較的新しい業界団体です。 業界が大きくなれば色々と質の悪...

思っていたような出会いがない

運命のたった一人の人との出会いなので、良い人と出会えなかったというのはタイミングや運も十分にあります。

そのため一概に結婚相談所のサービスが悪いともいけないのですが、

希望している条件の人を紹介してくれない

妥協しないと説教される

サクラの会員がいる

などというクレームがあがっています。

カウンセラーが自分の話を中々親身に話を聞いてくれずに、自分の都合で紹介をしているような場合です。

もちろんカウンセラーさんの助言が正しい時もあります。

本当に心から色々考えた結果、希望条件とは違うどその人が絶対に合っていると思って紹介してくれてるばあいもあります。

しかし、お断りすると豹変して

「妥協できないから、何時までも結婚できないんですよ」

などと説教をしてくる人は、自分の営業成績の都合などしか考えていない人でしょう。

また見た目のいいモデルさんなんかの写真をプロフィールに混ぜておいて、常に現在交際中なんです。などとしている悪質な結婚相談所もあります。

紹介数が少ない

小規模な結婚相談所では当然登録している会員数も少なくなります。

大手の結婚相談所の連盟などに加入していれば全国規模のネットワークで会員検索をできますので、紹介できる会員数は多くなります。

基本結婚相談所では生活圏の重なるような人を紹介しますので、都市圏では会員数が多く、地方では少なくなります。

トータルの会員数が多くても、地方の会員に紹介できる人はさほど多くないかもしれません。

できればそのあたりの事情も入会前に確認しておくといいでしょう。

そういう状況で有れば入会した時に心構えも変わってくると思います。

「総会員数が5万人でも自分の地域の会員は500人程しかいないみたいだから、あまり選り好みしてたらいけないよね」

といった感じです。

個人経営の結婚相談所の魅力は経営者自ら情熱をもって会員のお世話をしてくれるところです。しかしどんなにいいカウンセラーさんでも、紹介できる絶対的な会員数が少なければ、会員の希望に沿うことは難しいかもしれません。

思っていた料金と違う

お金のトラブルも不信感を生む元です。

入会時に紹介された魅力的なサービス。基本料金に含まれていると思っていたらみんなオプションだった。

結局細々としたオプションにいくつか加入したら会費が高額になってしまった。

また途中でやめたいと言ったら高額な違約金を請求されたのでやめられない。

など色々なトラブルがあると思います。

基本的には契約時に齟齬がないように丁寧に説明して、納得したうえで契約したいですよね。

オプションに関しても最初から聞いていれば、そういうものだと思って払っただけかもしれないですが、後から言われると騙された気分になります。

違約金に関しては法外なものは違法です。

結婚相談所は特定商取引法で続的役務提供する業種に指定されていますので、

役務提供開始前であれば3万円

役務提供開始後であれば2万円または契約残額の20%に相当する額のいずれか低い額

の違約金しか取れないことになっています。

違法な違約金を請求されたら消費者ホットラインなどで相談してみましょう。

消費者庁/特定商取引法ガイド

結婚相談所の開業は難しくない

結婚相談所の開業に特に資格は要りません。

そのため悪質な業者が存在するのも事実です。

大手の企業であればコンプライアンスに従い適法な経営をしていますし、JMICなどの団体に所属していれば自主的にも色々と気を付けている企業ですので安心です。

しかし小さな結婚相談所の質に関して担保するのは難しいでしょう。

一つの目安としては、大手結婚相談所のネットワークに加入しているということです。

加入には審査がありますので大きなトラブルを起こすことは無いでしょう。

もし何かトラブルがあって、直接言っても取り合ってもらえない場合も連盟に相談すれば何とか話をしてくれるはずですので安心です。

トラブルの中には国際結婚がらみの結婚相談所の相談が多いようです。

紹介された相手と紙上では結婚したけど、お金ばっかりせびられて、日本に来日さえしてくれない。

それは明らかに詐欺ですね。

仲介業者がグルなのかどうなのかは分かりませんが、外国人とのトラブル日本の役所や裁判でも解決しずらいので要注意です。

まとめ

結婚相談所に関するトラブルは年々減少傾向にあります。

業界自体が健全化に勤めているのと特定商取引法の対象だからです。

小規模な結婚案愛所では熱心な経営者も多い反面

悪質な業者が無理な営業などをすることもあると思います。

入会前と話が違えば解約もできます。

違法に高い解約金は払う必要はありません。

できるだけ無料体験などで疑問点をクリアにしてから契約しましょう。

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