婚活パーティーや街コン、結婚案内所などなどの婚活方法では
基本的に生活圏の人と出会うことが多いと思います。
マッチングアプリならではの出会いに「遠距離」があると思います。
実は遠距離恋愛をしたことがある人も少ないのではないでしょうか?
もちろん向き不向きもあるのですが、できれば上手く乗り切りたいですよね。
遠距離の最大の敵は「すれ違い」と「費用」です。
それでは具体的にどのような試練やのりきるコツがあるのか見て行きましょう。
遠距離恋愛の始まり
通常遠距離恋愛のはじまりというのは、生活圏で出会ってお付き合いが始まり、何かしら環境の変化が起きてはなればなれになるというパターンだと思います。
しかしながマッチングアプリでの出会いはこれと逆のパターンが多いはずです。
普通に生活していれば、全く出会うはずの無かった二人が、何の運命で出会い恋が始まります。
婚活アプリの検索機能にもフィルターがあり、自分から望んで検索をしない限りは遠くに住んでいる方と出会うことはないでしょう。
普段は関東に住んでいるけど、関西の実家のあたりに住んでいる人と気が合って帰省してる時にデートして楽しかった。
もしかしたらそんな出会いもあるかもしれません。
なにか気になる人を見つけてしまって、お互いがひかれあって、それが気づいたら遠くに居る人だったというパターンもあるでしょう。
それはもう気になりだしたら仕方のないことです。
遠距離を前提に始まる関係の場合は、最初はそれほど続けるのは難しくないかもしれません。
むしろ難しいのは、近くにいた人が突然転勤などで遠くに行ってしまい
図らずも始まってしまった遠距離恋愛の方かと思います。
普段普通に会って会話していたのが出来なくなってしまったら、やはり心穏やかではいられません。
婚活アプリではじまる遠距離恋愛でよくある印象違い
実際に会った事の無い人会う時にはよくあるのが
「イメージと違った」「写真の印象と違った」
などという感想を持つことです。
もちろん思ってたより良かったのであれば問題は無いのですが、自分が思っていたほど良くなかったとなると残念ですね。
こんな残念なすれ違いは極力避けたいです。
このような勘違いを防ぐ方法は、実際に話してみることです。それも音声だけではなく映像付きが良いです。コロナ禍ではオンラインで話すことも抵抗がなくなっているでしょうから、ビデオ通話で何度か話してみてください。
文字のメッセージや音声通話だけだと伝わらない情報があります。
話し方
声のトーン
話すスピード
笑顔
清潔感
仕草
どれも人の印象を決めるのには大事な要素ですね。異性の声には独特の魅力がありますので、それがあまり好きではないと好きにはなれないかもしれません。
自分中で都合のよいイメージを作り上げてしまうと、どうしても違和感をぬぐえなくなってしますので、少し気になったら早い段階で一度ビデオ通話をしてみることをお勧めします。
婚活アプリではじまる遠距離恋愛の初デートはどうすればいい?
遠距離恋愛で初めて会う時は緊張しますね。
普通の恋愛でしたら実際の相手を見て、実際に何かしらの交流があって好きになるはずです。
婚活アプリの遠距離恋愛では、どれだけ仲良くなってから会ったとしても「初めまして!」になりますので、やはり緊張します。
そこが初々しくていいところでもありますが。
会うところはどちらかの住んでいる地域の近くがいいと思います。
中間で会うというのも選択肢ではあるのですが、2人が交通費や宿泊費を負担するよりも、どちらか一方が負担しておいて、次回は違う方を訪ねるという風にしたほうが負担も減ります。
またお互いに何も知らない土地で会うよりも、どちらかの生活している土地でお互いの事を良く知るというのがいいでしょう。
お互いの住む街を知ったら中間で会って小旅行を楽しむのもいいですね。
宿泊施設を予約するということは1人部屋がいいのか、2人部屋がいいのかとか色々考えてしまいますよね。
2人が会えるのは貴重な機会なので余裕があれば2人部屋を用意しておくといいかもしれません。
お金もったいないからウチに泊まりなよと言われたら、嬉しいけどどうすればいいか迷いますね。
無下に断ると嫌われてしまいそうだし、ホイホイと泊りに行っても軽いと思われてしまいそう。
2人の気の赴くままにが正解かとは思いますが、初めて会う時はどうなるか予想が付きにくいので宿は一応用意しておいていいと思います。
遠距離恋愛はつらい?
遠くに住んでいると、会ういたいときに会えない、そして触れられないのが一番つらいです。
たまたま仕事が早く終わったからと急に会いに行ったりできる距離はいいですよね。
何か落ち込むことがあったから話を聞いて欲しいけど近くに居ないから甘えることもできない。そんなときは寂しい思いをします。
そして連絡がちゃんと取れる人かどうかも遠距離恋愛にむいているかどうかに影響します。
「全然電話に出てくれない」とか「メッセージを送っても2~3日既読にならない」とか、「既読になっても返信がこない」としたら心配になります。
病気をしているのじゃないか、仕事でいそがしすぎるんじゃないか。
それならまだいいですが、「なにか返信したくない理由でもあるんじゃないか」と疑い始めたら関係も揺らぎ始めます。そして浮気でもしているんじゃないかと思ってしまいますよね。
電話をできないのは本人達の都合ではなくて仕事の都合の場合もあります。
そういった場合お互いが理解して我慢するしかないですが、相手に理解してもらおうという努力が必要です。
「仕事だから仕方ないじゃないか」
と言われるのと
「電話したかったけど、どうしても出来なかった。私もつらいよ」
と言ってもらうのではだいぶ気持ちが違いますよね。
できれば「大変だったけど、ちょっとだけ仕事ぬけてきた!」と電話するのが一番ですが。
そういたっところで同じ気持ちなのか、片思いなのかによっても我慢できる度合いは変わってきます。
遠距離恋愛を続けるコツ
遠距離恋愛を続けるコツは3つあります。
1.相手に求めすぎないこと
2.相手を信じること
3.相手に心配させないこと
相手に何かを求めて、それが満たされないと人は不安に思ったり、不満に感じたりします。
その不安や不満が溜まってくることで関係にひびが入りやすくなります。
近くにいれば生じなかったような誤解で大きな喧嘩をしてしまったりします。
「疑い始めたらキリがない」ので、信じるしかないのですが、遠距離恋愛ではいったん疑問が生じると払しょくするのは難しいです。
モヤモヤを晴らすのは一方の努力でできることではなく、2人の協力が必要です。
口では「信じてよ」って言っても、相手を安心させる行動をしてなければ信じてもらえるわけがありません。
疑心暗鬼をなるべく生じさせずに、オープンにお付き合いするのが遠距離恋愛を続けるコツです。
遠距離恋愛はお金がかかる?
2人の距離にもよりまずが、毎回新幹線や飛行機に乗って会いに行って、ホテルに泊まってという交際をしていたら結構費用はかかります。
どちらかが一人暮らしをしていて、泊まれるのであれば、ホテル代は浮かせられますね。
ただその分会う頻度もそんなに多くないでしょうから、普段のデート代がかからないことを考えれば、たまに会った時だけ奮発してもいいですよね。
電話でのコミュニケーションは必須なので、LINEなどでお金を掛けずに通話できる環境を整えましょう。
特に一方だけの金銭的な負担が大きすぎると、心の負担にもなってしまいます。
相手の方が毎回会いに来てくれるからと言って甘えすぎずに、ちゃんと考えてあげましょう。
婚活アプリで始まった遠距離恋愛の結末は結婚か別れか
遠距離恋愛は仲が深まればもっと会いたくなりますし、会わなくても平気な関係になってしまうと気持ちも覚めてしまうかもしれません。
やはり遠距離恋愛は一時的には出来ても何年もつづけられるものではありません。
最終的には近くに居られるように少し環境を変えるように、お互いが努力していくしかないでしょう。
具体的には、結婚する、転職するなどして生活の根本を変えることになります。
遠距離恋愛では友人や家族を巻き込むこともなく2人だけで進行していくことが多く、2人で会っている時間が少し特別な世界です。逆に言うと自分の住む世界に戻ってしまうと、全く今までと変わらない生活があるのです。
そこへきて一緒の生活をしようするとなると大きな変化が起こります。やはり不安を感じて変化を恐れてしまう人もいるのです。しかし勇気を出して変化を受け入れることで新しい2人の未来が開けます。
遠距離恋愛で悩んでいる方は是非積極的に未来を変える選択をしてください。