結婚相談所の入会資格は会社により様々ですが、
年齢
定職についていて安定した収入があること
心身ともに健康であること
結婚の意思があること
どれも基本的なものなのでさほど入会資格が厳しいわけではありません。
しかし審査はしっかりしますので、ステータスの詐称などは出来ません。
結婚相談所の審査は、会員の安全を守るためというのもあります。
しかし入会希望者の条件が厳しく「成婚するのが難しいと予想される」場合は事前にお断りをしてに利用者本人のお金や時間を無駄にしないようにという気づかいでもあります。
しっかり審査してくれるのは利用者側としては安心ですね。
それでは入会資格や審査について大手の結婚相談所の例なども見て行きましょう。
結婚相談所の年齢制限
年齢については20歳以上としている所が多いです。
成人しているということでしょうが、最近では選挙権も18歳に下がりましたし、結婚相談所の入会資格も18歳に下がる日も近いかもしれませんね。
またお勤めしている場合も数年経ってある程度安定する頃でしょうし、精神的にも結婚についてきちんと考えられる年齢ということで20歳になっていることが多いです。
またお見合いの場ではお酒が出ることもありますので、トラブルを防ぐという意味でもお酒の飲める歳の方が良いということです。
未成年は結婚相談所に登録できないのか?
大手では入会資格を20歳以上にしているところがほとんどですが、法律で20歳と決まっているわけではありませんので20歳未満でも入会可としている結婚相談所も数は少ないけれどあります。
しかし未成年であれば婚活アプリなどの方が利用しやすかもしれませんね。
安定した職業及び定収入とは
やはり結婚相談所としても結婚後に苦労するようは人は紹介したくありません。お金がすべてではないですが、条件検索から入る結婚案内所のパートナー探しで、職業や収入は大きな比重を占めます。
安定した雇用があり、定収入を経ていれば派遣社員などでも問題はありません。
年収300万円以上などの基準を設定している結婚案内所も多いと思います。
これは条件検索から入る結婚相談所の特性から、年収が低いと誰の検索にもマッチしない可能性があるからです。それではせっかく入会してくれた会員にお金はかかるし成果はでないので申し訳ないですよね。
個人事業主やフリーランス、起業家は?
個人事業主やフリーランス、起業化などは会社員などに比べて収入が不安定な面があります。
入会資格として明確に大丈夫ともダメとも触れている結婚相談所も少ないですが、門前払いをしているわけではなく実態を審査して決めているようです。
サラリーマンの平均年収以上に稼いでいる人もいますし、それだけの能力があるということですので、そこは会員として紹介するのに十分メリットがあります。
だだ独立して日も浅く、売上もままならない状態ではお断りされる可能性もあります。
まずは継続して安定した収入があることを示す必要があるでしょう。
また結婚相手としても家業を手伝ってということであれば慎重になりますが、小さい会社でも「社長」であれば人気があります。
家事手伝いは?
結婚相談所は会員に安定した収入を求めてはいますが、専業主婦になりたい女性もいますし、そういった女性を好む男性もいます。
収入条件を男性だけに求めている結婚相談所がほとんどですので、女性で「家事手伝い」であっても入会拒否をされることはないでしょう。
しかし、会費も払えないのは困ります。女性で無職でも無条件に入会できるわけではなく審査があります。
無職の場合はご両親がお支払いすることが多いと思いますので、そのあたりが審査の対象になります。
心身ともに健康であること
結婚生活を営んでいく会員同士を紹介するのですから、やはり将来にわたって心身ともに健康であることが望ましいです。
実際は半年後に大病を患うかもしれませんし、そんなことは誰にも予測できません。
少なくとも紹介時点で健康であればいいのです。
ただ健康を理由に直ちに入会拒否されることはあまりないと思います。何か健康に問題があればプロフィールに記入するなどして、お相手にきちんとお知らせすることは条件になると思います。
そしてそのような条件を記入することで指名が少なくなり成婚がむずかしくなるという現実にも同意した上での入会となるでしょう。
結婚の意思があること
結婚相談所で結婚の意思があるという条件も変な話ではありますが、「冷やかしはお断り」ということです。
真面目な出会いを求めている会員がほとんどですが、不純な動機で異性を物色している会員も中にはいます。
既婚者であるのに浮気相手を探しに来たり、結婚する気はないのにデートだけ楽しみたい。
もしくは恋ごごろを利用してビジネスや宗教の勧誘をしたりなど、本来の目的から離れた活動をしようとするひともいますので、このような規約があります。
大手結婚相談所の例
ツヴァイ | パートナーエージェント | オーネット | エン婚活エージェント | |
---|---|---|---|---|
年齢 | 男女ともに20歳以上の独身であること | <関東地域にお住まいの方> 男性:22歳~64歳以下 女性:20歳~54歳以下 <関東地域以外にお住まいの方> 男性:22歳~59歳以下 女性:20歳~49歳以下 | 20歳以上 | 男性20歳以上60歳以下、女性20歳以上55歳以下 |
安定した職業と収入 | 男性は一定収入のある仕事に就いていて、各種必要書類を提出できる方 | 男性の場合、定職に就いていて一定以上の収入がある方 個人事業主・フリーランスもしくは業務受託契約を結んでいる方 | 男性は定職に就いている方が対象 | 男性の場合は定職に就いていて、安定した収入がある方 |
その他 | 独身であること・各種必要書類を提出された方 | EQ理論に基づいたEQアセスメントによる行動価値観の分析を行い、結婚価値観や結婚適合性をクリアされた方。 | 日本在住の方 | 過去に、その他異性交際の機会を提供するサービスの利用にあたり、ストーカー行為やそれに相当する迷惑行為を行っていないこと 反社会的勢力に属していない、または関係していないこと 現在、債務超過状態や自己破産状態にないこと |
最低限の入会資格は各社とも公表していますが、詳細な審査内容などは公表していませんので実際、どのような審査がされているかは申し込みをしてみないと分かりません。
例えば、あまりにもスタッフへの態度が横柄で、他の会員にも迷惑を掛けそうな人などもお断りできるように審査基準を曖昧にしているというのはあると思います。