お見合いに行くときは誰でも緊張します。
期待と不安が混ざっていると思いますので、できるだけ楽しいことを想像しましょう。
人見知りで話下手な人は一通り話題を考えて準備して臨むといいと思います。
逆にしゃべり過ぎてしまう人は相手とのキャッチボールを意識しましょう。
自分が喋りたい事だけ喋って相手が白けてしまうというのはよくない兆候です。
話すのが得意な人、話の苦手な人、聞くのが得意な人、うまく組み合わさればいいですが
そうでないときは少し場の雰囲気を読んでリードしてみましょう。
まずはご挨拶
まずお会いして最初のご挨拶ですが
「Aさんですか？お会いできてよかった私がBです。本日はお時間作っていただいてありがとうございます」
「そちらのラウンジでお話したいなと思ってますけどよろしいですか？」
などとお声かけするのがいいでしょう。
お相手も行きたいお店など考えてくれている可能性もありますので
「どこか行きたいカフェとかありますか？」
などと聞くのもいいですね。
ここでは立ち話になってしまいますので挨拶は簡単にして
着席してからゆっくりお話ししましょう。
移動中の会話
このお店への移動中の会話はあったばかりなのでギクシャクする可能性があります。
なのでできるだけ移動時間は短い方がおすすめです。
話題としては無難に
どれぐらい待ったか？
どうやってきたか？
服装やアクセサリーを褒める
天気
などにしておきましょう。
その場に見えているものの話でもOKです。
「タピオカのブームってもう終わったんですかね？半年前に並んだんだけどな」
とかもいいですね。
席に着いたら改めて自己紹介
席に着くときは女性に奥の席やソファーなどになっている側の席を譲りましょう。
そしてメニューも先に女性にお渡しすると好印象です。
注文を済ませたら改めて自己紹介しましょう。
お相手もプロフィールを見てきてくれているでしょうが、念のため自己紹介をします。
名前
仕事
出身地
趣味
内容としては短すぎず、長すぎずがいいです。
余り短いとやる気がないように思われますし、長すぎると自慢話に聞こえたりします。
その自己紹介の内容から話題を拾ってお話を始めましょう。共通項などあれば触れておきましょう。
「Aさんは、大阪ご出身なんですね。私も大学は大阪だったんですよ」
「Aさんカフェめぐりがご趣味なんですね。こちらも良く来られるんですか？」
「Aさん映画お好きなんですね。あの映画もう観ましたか？」
など当たり障りのない内容から始めて、お互いの気持ちをほぐしましょう。
聞いておきたい事
リラックスしてきたら少し深い話に入っても大丈夫です。
仕事の話（転勤・シフト）
家族の話（同居希望か）
結婚観（子供、共働き）
ペットはOKか
「Aさんのお仕事は面白そうですね。実際にどのようなことをされているんですか？」
「Aさんの理想の家庭ってどんな感じですか？僕は子供が好きなので沢山欲しいと思ってます」
「私犬が大好きなんですけど、Aさんペットはお嫌いですか？」
ゆくゆく確認すればいいこともありますが、ここでの会話次第では次が無い可能性もあります。
絶対に譲れない条件があれば確認しておきましょう。
タブーな話題
お金や収入の事
昔の恋愛話
政治や宗教の話
婚活の話
ネガティブな話題や批判
こういった話題はデートを重ねる中で少しづつお話していくといいと思いますが
初対面ではやめておいた方が無難です。
ただし、それが譲れない条件であればこの段階でしておいてもいいでしょう。
場をつなぐ話題
ちょっと会話に詰まったらこんなことを話してみましょう
好きな○○
趣味の話
最近気になってる物
友達の話
休日の過ごし方
学生の頃の話
色々な話をすることで相手の人柄もわかりますし、
自分のことも知ってもらえます。
例えば、友人の事を話すときに友達を大切にしてるのか、見下してバカにしてるのかも分かりますよね。
ただここでの話題で全てを判断するのは早計なのであくまで参考程度にしましょう。
今は一人で暇だから日曜日はゴロゴロしてるっていう人も付き合い始めたら
一緒に山登りに行ってくれてアウトドアが好きになるかもしれません。
最後のお礼
楽しくても苦しくても
お見合いは一時間ぐらいで切り上げるのがマナーです。
その際は
「楽しかったのであっという間でした」
「もうこんな時間か。もっと話したかったな」
などと余韻を残してお別れするのがいいです。
またお会いしたいのであれば、素直にその気持ちを言葉にしてもいいと思いますが
その場で次の約束を無理に取り付けたり
思ってもないことを言って期待させるのは
トラブルの元なのでやめましょう。
この後交際に進みたいかはカウンセラーを通じてお話し、
相手の方にも考える時間と
無難に断る機会を差し上げましょう。
