結婚するにあたり、お相手はどれだけの貯蓄額を期待しているのでしょうか?
何も貯蓄がなくても、2人で頑張れば大丈夫だよねと
おおらかに構えている人もいれば
これだけ貯蓄が無い人は結婚相手として対象外と線を引いている人もいると思います。
またダイレクトに貯蓄額を聞くのは失礼なので上手い聞き方は無いか考えてみましょう。
結婚相手に求める貯蓄額
まずは2019年にワタベウエディングが実施した「結婚と貯蓄に関するアンケート」調査の結果を見てみたいと思います。
女性が男性に求める貯蓄額
金額 | 割合 |
0円 | 2.00% |
~49万 | 2.50% |
50~99万 | 1.00% |
100~199万 | 6.50% |
200~299万 | 9.00% |
300~399万 | 6.50% |
400~499万 | 3.50% |
500万~ | 33.00% |
特になし | 36.00% |
男性に経済力を求める女性は多く500万円以上の貯蓄を求める人が33%というのは納得ですが
意外にも「特になし」と答えた人も36%います。
これは経済的負担にプレッシャーを感じている男性には朗報でしょう。
男性が女性に求める貯蓄額
0円 | 6.00% |
~49万 | 2.50% |
50~99万 | 9.00% |
100~199万 | 10.00% |
200~299万 | 10.00% |
300~399万 | 2.00% |
400~499万 | 0.50% |
500万~ | 5.50% |
特になし | 54.50% |
そして男性が女性に求める貯蓄額は54.5%が「特にない」といった結果です。
これは女性に経済力を求めていないと見れる一方で、結婚生活にどれだけのお金がかかるかを意識したことが無いので心配していないだけという可能性もあります。
女性誌などでは当たり前に特集されているような、結婚生活やお相手選びのマニュアル的なものが、男性誌にはあまり載っていないことなども関係あるのではないでしょうか。
一方で100~199万と200~299万もそれぞれ10%ずつあるのは、期待はしてないけど、これぐらい持参金があったら助かるなぁということでしょう。
見られているのは金額だけではない
また貯蓄額が重要なのはその額面だけではありません。
試されているのはお金や生活そのものに対する意識だと思っていいでしょう。
結構稼いでいるのに貯蓄額が少なければ、それだけ浪費家だという可能性が高いです。
もしくは借金があって返済に追われているのかもしれませんね。奨学金を返してるだけかもしれませんが。
2人で力を合わせて生きていくわけですから、お金にに対する意識が違うと疲れてしまいます。
2人ともが、貯蓄をするよりも若いうちに世界を見て回りたいなどという価値観であれば貯蓄が無くてもいいでしょう。
でもお金が無いことで、しょっちゅう喧嘩になるようでは100年の恋も冷めてしまいます。
以前金融関係の会社に勤めている友人に面白いことを言われたことがあります。
「あ、この運転免許再発行されてるね。そういうのはだらしない人って見られるよ」
言っていました。
そういうのもチェックされてると思うとゾっとしますね。
しかし人生を預ける相手だと思えば慎重になるのも納得です。
ちなみに私の免許が再発行だったのは紛失ではなく
海外の免許に切り替えたときにあちらの国で回収されてしまった為です(笑)
貯蓄額はどのように尋ねればいい?
それがとても気になる問題であれば、悩んでいるとストレートに打ち明けて見るのも手です。
そこで、どのような反応を示すのかも、結婚相手として信頼できるかの判断材料になります。
また結婚相談所で出会ったお相手でしたら、カウンセラーさんに相談してみましょう。
相手にもカウンセラーさんがいますし、それとなく聞き出してくれる、もしくは心配しているということをそれとなく伝えてくれるかもしれません。
聞きづらいことを聞き出してくれるのも結婚相談所の良いところです。
遠回しに聞くのであれば投資スタンスなどを確認するのもいいでしょう。
たとえば
「銀行の定期預金だけじゃなかなか増えないですよね。なんかいい方法ありますかね?」
などと聞いてみましょう。
スラスラと回答が出てくるようならその人はお金に対する意識が高いです。
「私も定期預金しかやって無いですよ」とか「銀行に預けっぱなしです」
という回答ならそれなりに蓄えはあるはずです。
「どうでしょう?そういうのあまり詳しくないんで」
などという回答ならあまり期待しない方がいいかもしれません。
また貯蓄額だけでなく資産額も重要です。現金はなるべく持たないで金融商品や不動産で持っているという人もいます。
貯金は100万でも資産は1億円あるかもしれません。
投資が好きな人はそういう話も好きですから、どんどん乗せて話してもらいましょう。