婚活をするに当たってはお相手候補のプロフィーを見ることが多くなります。
そうするとだんだんと目が肥えてきて、今まで意識もしていなかった条件を付けて見たくなります。
年収なんて今までは気にしてなかったけど、500万は無いと不安だとみんなが言っているからそうなんだろうという具合です。
あまり厳しい条件は勘弁してもらいたいですが、
なぜそのような条件を付けるのかという理由もわかっておくと
心穏やかに婚活を進めることが出来るでしょう。
結婚相手になぜ厳しい条件を付けるのか？
子供の頃初恋をした時の事を思い出してください。
初恋は何となく本能的に好きになりませんでしたか？子供は素直ですから、自分に優しいとか、一緒に居て楽しいとか純粋な気持ちで好きになると思います。
その時に好きになった人が自分が本当に好きなタイプなのかもしれませんね。
しかし時が流れて色んな恋愛や失敗を重ねるうちに色々な条件が加算されて行きます。
人間だれしも失敗はしたくありませんよね。
特に結婚となれば絶対に失敗はしたくありません。
その失敗しないための保険が「条件」になります。容姿の好みなどは好きでい続けられることの条件という意味もありますが、その他の条件は女性が抱える不安の裏返しでもあります。
容姿・身長
やはりまずは容姿が大事です。自分が年齢を重ねても好きでいられること。
それには好みの容姿であることが大事です。好きな容姿の人と一緒に居られれば毎日楽しいですよね。
また男性には少しだけでもいいから、自分より背が高い人がいい。
何となく男らしさを感じ自分も女性らしく感じるからでしょう。逆に自分の方が背が高いと目立ってしまうのが恥ずかしい、男性が頼りなく見えてしまいます。
実際の男らしさは身長だけではないのですが。
鍛え上げられた筋肉に惹かれる女性も多いです。
ただこの容姿に関する項目は最も妥協できる項目でもありますので心配することはありません。誰しも理想と現実に違いがあることは分かっていますし、やはり一方通行の恋は嫌です。
いくら自分の好みにピッタリの相手でも、自分を大切にしてくれない人では気持ちはそこまで盛り上がることはできません。
しかし多くの女性が絶対に譲れないのは清潔感です。
生まれ持った身長などはどうしようもありませんが、清潔感は頑張れば何とかなります。女性好みの爽やかな清潔感で臨みましょう。
年齢
女性は結婚相手は少し年上の人の方が頼りがいがあって安心するという人が多いでしょう。
中には世話好きで年下の男性しか興味が無いという女性もいると思います。
年齢差の条件は将来に向けての心配の裏返しでもあります。
歳の差があっても大人同士で好きになってしまえば、精神的な差はさほど感じないかもしれません。
しかしやはり子供をつくる、子供を育てるということを考えると、年齢的なリミットがあります。
またあまりに歳の差のある結婚だと、パートナーが先にいなくなってしまうという怖さもあります。
結婚相手には健康で一緒に歳を重ねていける人がいいと考えるのは当然です。
また世の中の歳の差婚は何かしらの出会いが会って、尊敬や信頼が恋愛感情に変わって、好きな気持ちが歳の差の不安を上回るというケースが多いと思います。
しかし、婚活での「歳の差」のギャップはそう簡単には埋まりません。
婚活で出会ったばかりの相手では、その年の差を埋める理由が見当たらないからです。
歳の差がひらいた人になかなか受け入れてもらえないのは、そのような理由かもしれません。
優しさ
一緒に長い間生活をしていくパートナーとしては優しさは大事です。
毎日穏やかな生活が送れることでしょう。
優しいの定義は難しいです。みんなに優しければ八方美人になってしまいます。
対立しないような意見を言わない優しさは無関心にも捉えられます。
しかし、やさしさには女性に心配をさせない、不自由をさせない「男らしさ」も含まれていますので、やはり優しいという条件は人気です。
価値観
価値観が同じパートナーと過ごすのは心地のいいものです。
同じものを見て同じように感じることが出来る相手とは仲良く過ごせます。
逆に毎回意見が異なるようで言い合いになるようでは疲れてしまいます。
たとえばお金の使い方です。
将来の事を考えてコツコツお金を蓄えたい人と、若いうちの経験あお金を払ってでもしておいた方がいいと思う人がいます。
それではなかなか上手く行かないですね。
しかし異なる人間ですから、価値観が完全に一致するということはありません。
価値観が凄い合うということは、少なからずパートナーが合わせてくれている可能性があります。
そのようにお互いの価値観を尊重して、歩み寄れる関係性が実は結婚生活には大事です。
経済力・職業
職業＝経済力に通じる部分があります。
稼げる職業であったり、安定している職業であったり。
また年収以外でも家業を継がなければいけないなどの縛りのある人もいると思います。
極端な例ですが相撲取りや歌舞伎役者に奥さん人なるのでしたら、どっぷりとその世界につかる覚悟が必要ですよね。
凄い贅沢をしたいわけではないけれど、お金で苦労はしたくないと思っている人は多いでしょう。
女性としても絶対専業主婦じゃないと嫌だという人よりも共働きで構わないと思っている人のが多いと思います。
しかし自分の収入は家計のプラスになるものであって自分の収入が柱になるようでは困るということです。
事前に条件を選べる婚活だからこそ、経済力は必須条件になってきます。
器の大きさ
男女平等が当たり前のように叫ばれる世の中になっても、男性には器の大きさが求められます。
いくら平等とは言っても男女の体格さや体力差は平等ではありません。
自然に不平等があるところで差を埋めるには、やはり男性の配慮が必要となります。
そのような配慮が器の大きさともいわれるものです。
そんなの理不尽だと思うことも男性には多々ありますが、それを見せない度量が求められています。
コミュニケーション能力
男は背中で語る物。
男は黙って行動で示す。
と言われていたのは今は昔。今の女性は男性にそれなりのコミュニケーション力を求めています。
お母さんが何を言っても「ああ」としか答えない父。
昔はそれでも母は3歩下がって家庭を支えてくれましたが、今の女性はちゃんとした回答を求めています。
昭和の父はそれでも堂々として男らしかったかもしれません。
この男らしく振る舞うというのも大事です。
誰かと話すのにいちいち緊張しておどおどしていては、女性も安心できませんね。
しかし、女性にも色々な人がいますのでそういった男性を可愛く思って守ってあげたいと思う人もいます。
ですが、そんな場合でも少なくとも「緊張してるから助けて！」というコミュニケーションを取ることはどんな女性でも求めているはずです。
また女性も言いたいことがあっても言えずに抱え込んでしまうこともあります。
そんなときはちゃんと気づいて聞き出してあげると喜ばれるはずです。
思っていることはちゃんと口に出して伝える。コミュニケーションを大切にしましょう。
多くの女性が求めているのは普通であること
多くの女性が男性に求めているのは意外にも普通であることです。
普通に会社に行って仕事をして、普通に家族を大事にして子育てにも参加して、普通に会話や一緒の時間を楽しむことが出来る人。
実はそんな大したことは求められていません。
ただし、この普通ができないアラフォー男性が実に多い。
仕事はできるけど、一癖も二癖もあってなかなか「普通」のコミュニケーションが取れない。
変なとことで素直じゃなく頑固。
やって欲しいことやってくれないし、言って欲しいことを言ってくれない。
普段は偉そうなのに、リードして欲しい場面や、カッコつけて欲しい場面でヘタレである。
若い時であれば周りの目を気にして行動していたはずなのに、何時しか自分の正解が出来上がってしまって、他人への気遣いや思いやりを忘れてしまった。
会社でもそれなりの地位になって気を遣われる側になって、ますます自分が気を遣うことがなくなった。
思い当たる人は注意しましょう。
ただし、女性と男性は別の生き物とよく言われるように、男性と女性の「普通」は往々に違います。
自分が普通のしているつもりでも、女性からは変と思われる行動もあります。
女性との行動に慣れていない人は、コミュニケーションを取りながら「普通」のすり合わせをしてください。
結婚相手に求める条件は婚活中に変わる
女性が結婚相手に求める条件を一方的に上げてきましたので、すごく不安になったかもしれません。
しかし安心してください。
婚活中は今までの人生で経験したことのないぐらい多くの人とデートをします。
その結果自分の理想と現実に違いがあることに気づくことになります。
そして結婚相手に求める条件もどんどん変わって、最後に残るのは本当に重要なものだけになります。
他の条件は大した問題じゃなかったり、妥協できるものだと気付くからです。
