婚活中のみなさんは結婚に対して夢と期待を持っていらっしゃると思います。
結婚は楽しくて心強いものですが、時には我慢や妥協も必要になります。
今回は結婚生活をうまく行かせるために大丈夫なことをまとめてみました。
親しき中にも礼儀あり
新婚生活の最初のうちは初々しくて良いのですが、だんだん「家族」になってくると遠慮がなくなってきます。
それはそれでいい面もあるのですが、ある一線は越えないようにしましょう。
言ってはいけないことやってはいけないことがありますよね。
友達や同僚でしたら、この人の前ではこれはしたらイケナイ。期限を損ねるかもしれないし、嫌われるかもしれない。
そういうものが簡単に分かります。
しかし家族になってしまうと途端にそのハードルを下げてしまう人がいます。
家族だからこれぐらい許してもらえるだろう。
家族だって、やっぱり人間。リスペクトし合えないと良い関係は保てません。
そして一度線を越えてしまうともう元には戻れません。
日々の生活に追われてしまうと、色々なことがないがしろになりがちです。
良く口論をしている夫婦を見かけませんか?どうでもいいことでおたがいに罵り合っていますよね。彼らも結婚当初は仲良しで、愛し合っていたはずです。
それがいつの間にか家族になり、遠慮しない間柄になりました。今ではそれ以下の関係性かもしれませんね。
親しき仲にも礼儀あり。これは夫婦にも当てはまります。
家族との付き合い方
自分の家族はともかく、結婚相手の家族との付き合いは気を遣いますね。
親戚とはお互い気を遣っているぐらいが丁度いい距離なのですが、仲にはズカズカと踏み込んでくる人もいるでしょう。
ここで夫婦間での家族親族との距離の取り方で合意が得られていれば問題ないのですが、一方がとても親密な付き合いを望むのに、他方が薄い関係を望んでいたりすると意見の相違が発生します。
とくに自分の両親は大事だけど、パートナーの両親はあまり好きではないというような場合はちょっと困りますよね。
婚活中にそのあたりの考え方もはっきりさせておくといいと思います。長男でもないのに結婚してみたら両親と同居することになってしまった。
事前に聞いていて納得した上ならいいですが、結婚してから突然
「うちの両親と住むことにしたから」
なんていわれたらちょっと戸惑いますよね。
しかも少しでも反対したら
「嫌なの?人でなし!」
などと逆切れされたりして、関係にひびが入る。
婚活であれば、自由恋愛とは異なってそのあたりの結婚観の話はしやすいと思いますので、頃合いをみて話しあっておきたいことろです。
お金の使い方
お金は大事です。
お金は有って困りませんが、無いと苦労しますし喧嘩のタネになります。
そしてお金が有ってもその使い方が適切でなければ喧嘩になります。
2人が稼いできたお金をどのように使うかは、きちんと話し合って決めたいものです。
生活費以外は別会計で、お互いの貯蓄額も知らないというご夫婦もいます。
それはそれで2人ともしっかりしていればいいのですが、1人はしっかり老後の貯えをしているのに、もう1人は趣味にジャブジャブお金をつぎ込んでいたらどうでしょうか?
またお互いお金の使い方に干渉しないおかげで、浮気もしやすくなります。
どれだけ何に使っているのか全く把握していないのですから、しかたないですね。
やはりお互いの収入や貯金額は把握しておいた方がいいでしょう。
結婚数年経っても記念日を大事にしていて、毎回いいレストランを予約してブランド物のプレゼントを買ってくれる。それはそれでロマンチックですが、そのお金の出所が借金だったらどうでしょう。
「高いものは要らないから、一緒にお祝いだけしてくれればいいよ」
となりませんか?
隠し事をしない
貯蓄額もそうですが、なるべく夫婦で隠し事は無い方がいいです。
よっぽど相手の事を気遣って墓場にもっていくと決めた隠し事はあると思いますが、なんでも正直に言えない仲というのはいつかほころびが生まれます。
特に隠し事がなければ、SMSやメールを盗み見る必要もありません。
お互いのスマホの位置を共有すれば、今どこにいるかもわかりますし、失くした時も便利です。
しかし逆に隠してしまうと
なんで隠すのかな?
うわきしてるんじゃないの?
隠れて変なバイトでもしてるのかな?
と色々と疑心暗鬼になります。
お互い隠したいことがあって、触れないようにしているという大人の関係もありかなとは思いますが、一人だけいつも心配しているようでは長続きしません。
いつも楽しい事ばかりではない
長い結婚生活は順風満帆とはいきません。
幾ら気を付けていても
病気・災害・倒産・事故・伝染病
などは突然やってきます。
そしてその時に、どれだけ支え合えるかが大事です。
一流企業に勤める旦那さんと専業主婦の奥さんで始まった結婚生活。
その状態で定年まで30年も続く保証はどこにもありません。常に予期できなかったことは起こります。
特にこのコロナ禍でそれを身をもって体験している方も多いでしょう。
そんな時にどれだけお互いを励まし合い、信じあい困難を乗り超えられるかが大事です。
どちらかといえば、そういった困難な時に人の本性はでます。
困難に直面した時にどれだけ冷静でいられるかは日頃の準備次第です。常に何か悪いことが起こるということを想定して準備しておけば、あまり慌てなくて済みますし、喧嘩もしなくて済みます。
また相手を責めずに、励ますということが大事です。
ケンカしたって何の得もありません。
それよりも貴重な戦力であるパートナーに元気を出してもらって、一緒に立ち向かったほうがいいに決まっています。
感謝を言葉にする
これは特に男性に多いと思いますが、感謝を言葉にすることが苦手な人もいるのではないでしょうか。
心の中では感謝している。
男は背中で語るもの
ではダメなのです。
昔みたいに一家の大黒柱で、本当に一族の命運を担っていた時代とは違います。
現代のお父さんの力は限られています。
どちらかと言えば、お父さん一人でできることのが少なくなってきていますので、ぜひ感謝の気持ちは言葉にしましょう。
とくに女性はわかっていても言葉にして欲しいのです。
言い慣れていないと「ありがとう」っていうのはなんとなく気恥ずかしですよね。
これは男性だけではなく女性にも当てはまります。普段旦那さんのことを小ばかにしたり喧嘩ばかりしているとなかなか素直にありがとうが言えなくなってしまいます。
なんとなく心理的なバリアもあるのではないでしょうか。
でも1週間頑張って「ありがとう」と言い続ければ、それで習慣にすることもできます。
1週間の努力でその後一生家族と良好な関係がきづけるのなら、やってみる価値はあるとおもいませんか?
人と比べない
子供の頃も他所は他所うちはうちみたいなことを言われた人もいるかもしれません。
よその家が頑張っていたり、良好な夫婦関係を保っているのを見て
自分達も頑張ろうとか、目標にしようとするのはポジティブでいいと思います。
しかし、他所の夫婦を見てうらやましがるのは、あまり精神的にはよくありません。
勝手に羨ましがっている分には良いですが、
「○○さん所は食洗器買ったんだって。何でうちは無いのかね?」
みたいな嫌味を言うネタにするのは最悪です。
言い方に気を付ける
自分が何か正しいことをいう時でも、言い方には気を付けましょう。
正論は時に人を傷つけます。
反論できないだけに言われた方としては、グサッと来ます。
それに追い打ちをして精神的に追い込む必要はありません。
いうべき内容は言いつつも、その伝え方はソフトにするというのを心がけましょう。
今どきは会社で部下を注意するのだって気を遣っていると思います。
正しいことは振りかざしてしまうと暴力にもなりますので気を付けましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
結婚せ活に大事なことは夫婦間の関係に甘え図ぎず
適度な距離感も大切にして
お互いに尊敬できる関係を維持することです。
そんな尊敬しあえるパートナーとの結婚生活を夢見て
今日も婚活頑張りましょう。