結婚生活の予備知識

婚活中に知っておきたい結婚生活がしんどい苦痛と感じる理由

悩み

婚活中の方は結婚生活に夢を持っていると思いますが、現実にはしんどい、苦痛、ストレスになりうる場面もあります。

そのような場面をこちらではあげています。

すでに結婚されている方や同棲されている方には、納得のケースも多いと思います。

ほとんどの場面は正しく対処することで避けることもできますので、対処法と共に理解しておきましょう。

本当の自分が出せない

結婚前にお付き合いしている時は、少しばかり猫を被るというのはありますが、結婚してからもずっと猫をかぶっているのは正直しんどいです。

子供の時両親のしつけが厳しくてなかなか自分の気持ちが言えなかった。そんな人はそんな環境に慣れてしまっているかもしれません。

かといって我慢する感情が決して心地よいわけではないはず。

子供時代よりもむしろ長い結婚生活だからこそ、自分を抑えるのはほどほどにしたいですね。

元はといえば他人が一緒に生きていくわけですので、考え方の違いがあるのは当然で我慢も必要です。

しかし、溜め込んでしまっていつか爆発するぐらいなら、溜め込まずにちょこちょこ発散した方がいいです。

やはり自分の家で、家族の前ですから頑張って素の自分を出してみましょう。一回出してしまえば楽ですよ。

力の差がありすぎる

結婚生活はお互いの得意分野や不得意分野を補っていけるのも結婚生活の良いところです。男性だから女性だからではなく、料理の得意な人が料理をして、お金の管理が得意な人がお金の管理をする。

しかし一方の力が強くなり過ぎてしまうと、もう一人の方は奴隷のようになってしまいます。

結婚前はそんなリーダーシップのある相手が頼もしくて好きになったかもしれませんが、いつもいつも命令されたり馬鹿にされていたら、やはり気持ちのいいものではありません。

またDVまで行かなくてもちょっとしたパワハラなどは多くの家庭にあると思います。これは男性が強い場合だけではなく、女性が言葉の暴力で男性の心を支配してしまうケースもあります。

力が強い方は常に弱い方を気遣って大切にできればいいですが、家族で身内になってしまうことで、扱いが雑になり厳しくなってしまうことも。

相手に頼り過ぎると力の差が生まれてしまいますので、なるべく均衡を保てるように役割分担しましょう。

時間や金銭的に余裕がない

人間は自分に余裕がなくなってしまうと、他の人を気遣うことが出来なくなってしまいます。

独身でお付き合いしている時は、お互い時間的にも金銭的にも余裕があり、お相手にやさしくできていた。

でも結婚して、実家を出たら家事は全部やらなければいけなくなった。子供ができたら自分の時間んが全くなくなった。そして金銭的にも余裕がなくなった。

そうなってくるとどうしても自分のことで精いっぱいで、色々なことが考えられなくなります。

もしくは完全に親としての自分を優先してしまい子供のことが一番大事で、旦那さんや奥さんのことは後回しになってしまう。そして辛く当たってしまう。

そんな人は沢山います。

まずは自分になぜ余裕が無いのか考える時間を作りましょう。難しいかもしれませんが、この時間は大事です。この時間さえ作れて、自分を見つめ直すことが出来れば、どうすれば余裕を作れるかが見えてきます。

このあたりの「マネージメント」のスキルについては色々なカウンセリングを受けてみることも有効です

自分で抱えすぎずに誰かに聞いてもらうことで少し心に余裕が出来ることでしょう。

なにかと喧嘩する

喧嘩するほど仲がいい

とよく言いますが、できれば喧嘩はしない方がいいです。

相手ともっとわかり合いたいという心のぶつけ合いはありです。しかし憎しみの心を持った喧嘩は百害あって一利なしです。

喧嘩するときは頭に血がのぼっていますし、自分の主張を感情的にぶつけようとします。

相手の注意を惹こうとついつい攻撃的な言葉も使ってしまいます。

後で冷静になって、ごめんなさいと言っても「取り消せない言動」があるのです。

喧嘩を繰り返すことで我慢ができなくなりますし、憎いという感情が大きくなります。

そうなってしまうと、もはや一緒にいる意味がなくなってしまいます。

あまり意識せずに、相手のやさしさに甘えてすぐに喧嘩を吹っ掛けてしまう人もいます。

いつかそれは優しい相手から手痛い反撃を食らうことになります。

そうならないためにも怒りはコントロールしましょう。

karate
婚活中に知っておきたい結婚生活の正しい喧嘩の仕方 デートや結婚生活に喧嘩はつきもの。 喧嘩にはお互いの主張を認め合うといういい面もありますが、感情的になり過ぎるとよくありません。...

共同生活のルールが守れない

結婚は共同生活ですから、やはり色々なルールが必要です。

お互いがルールに沿って行動していれば、大きな衝突はないはずです。

家の中でタバコを吸わないとか、晩御飯が要らないときは必ず電話するとかそういうのはきっと誰でも話しあってルール決めしていると思います。

それ以外の小さいものもルールがればいちいち不満を貯めなくていいのです。

例えば、脱いだものは必ずハンガーに掛ける。ごみ箱がいっぱいになったら、気づいたほうがゴミ袋を交換する。

たったこれだけの事ですが、放っておくと喧嘩の種にもなるのです。

旦那さんはいつも服を脱ぎっぱなしで奥さんがいつもハンガーに掛けてあげる。奥さんがそれを喜んでやっていればいいのですが、嫌々やっているのであればそれが喧嘩した時の売り言葉に買い言葉の場面で登場します。

ゴミ箱もいつもいっぱいなのに自分しか袋を交換しない。それを不満に思っている人が居たら、良くないです。

ルールさえ作って置けば、「やってあげてるのに」「してもらえない」などの不満が溜まっていくことを防ぐことができます。

縛りが強い

先程はルールを決めましょうというお話をしましたが、自分の家なのにルールばっかりじゃ落ち着かないし、家に帰りたくなくなってしまいます。

ルールは一人が決めて相手に強制するものではダメです。また一度決めたルールは絶対であってもいけません。常に2人もしくは家族内で話し合いをしてルールは変更変できるべきでしょう。

一度決めたら絶対と言うルールはストレスにもなりますし、喧嘩の原因にもなります。

相手の行動を縛るのもほどほどにしましょう。浮気が心配だからと、行動をチェックするのは可愛い程度にしておきましょう。

必要以上にチェックするのは怖いです。

もちろんやましいことがないならいちいち聞かれないように誰とどこで会っているのかというのを自分から言うことも大事です。

またお小遣いをあげないことで行動を縛るのも、程度が過ぎるとパワハラです。

ある目的のために出費を抑えるのは必要なこともありますが、お金に余裕があるのに、家に直帰するようにという理由でお小遣いを増やさないのはちょっとした意地悪です。

このように精神的に経済的に支配しようとするのは健全な結婚生活ではありません。

外面がいい

恋人の時は自分が一番だったのに家族になってしまったとたんに、「家のもの」になってしまう。

これは古き良き日本の文化でありますが、いつもそれではいけません。

他所の人に自分の家族を卑下していうことに慣れてしまうと、だんだんそういう気持ちになって来てしまいます。

自分にはいつも厳しい旦那さんが他所の奥さんには優しい。そんなのおかしいですよね?

自分の家族の事をよく言うのは恥ずかしいと思うかもしれませんが、そこはあえて、身内を褒めたたえましょう。といっても相手が引くほど自慢するのは控えましょう。

自分の奥さんや旦那さんが、良いなと思うことろは本人に感謝を述べることも大事ですが、他の人の前で褒めることも大事です。

いつも卑下しておいて、心の中では感謝している。死ぬ間際に「いままでありがとう」ではダメです。

分担が不公平

家事や子育ての分担が不公平という話はよくありますね。

自分はこれだけ頑張っているのに!という気持ちがあると、相手が家でリラックスしていたりするとイライラしてしまいます。

それは非常に残念です。本当は2人で一緒にリラックスすればいいんですけどね。

真面目な人ほど「自分はこれだけ我慢しているのに」と被害妄想に陥ることもあります。

頑張るのも一緒、リラックスするのも一緒にしましょう。

また家事だけではなくお金を稼ぐのも分担したほうがはるかに楽です。月の生活費が40万円だとしたら1人で40万円風ぐのと1人20万円x2=40万円かせぐのではだいぶ楽さが違います。

2人とも40万稼げるなら家政婦さんを雇うなどの選択肢も頭に入れて生活に余裕を作るようにしましょう。

DVやパワハラがある

今までのものは自分の心の持ちようや、ルールなどの話し合いで解決できるものです。

しかしDVやパワハラに関しては、本人達だけでは解決できないかもしれませんし性質が違います。

そんなときは無理をせず第三者に助けを求めましょう。

心が病んでしまってからでは正常な判断ができずに助けを求めることもできなくなります。

暴力は一発退場ぐらいの厳しい態度で臨んでもいいでしょう。一度許してしまうと癖になりますから。

男性が女性を支配するだけではなく、女性が男性を殴るのも駄目です。手を上げないからといって、どんな言葉で罵倒してもいいわけではありません。

肉体的精神的にダメージを与えるような結婚生活は既に破綻していますから、我慢する必要はありません。

まとめ

結婚生活では色々と苦痛に感じる場面があります。

そんな時は自分の置かれている状況や感情の理由を分析して冷静に対処しましょう。

またDVや心のケアなどには第三者の助けも有効です。

必要な時は迷わずヘルプを求めましょう。

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