リクルートブライダル総研が面白いデータを公開していますのでご紹介します。
毎年実施しているリクルートの婚活実態調査ですが、
コロナ禍における相手に求める条件というのがありました。
今のご時世や皆さんの気持ちを良く反映していると思いますのでご紹介します。
第7位 二人の時間を大切にしてくれること
やはり不安な時を過ごしていますので
できるだけ側にいて安心させて欲しいという望みが
上位に来るのは納得です。
仕事が、友達がと色々忙しい言い訳があるでしょうが
こういう時に一緒に居てくれないと将来の結婚生活も不安ですよね。
第6位 個人の時間を尊重してくれること
緊急事態宣言で自宅待機や在宅勤務が増えました。
家の中でプライベートな時間が持てずにストレスを抱えている人も
多いのではないかと思います。
家族は大事だけど、たまには一人になりたい。
結婚したらそんな時間が無くなってしまうのではという
怖い気持ちを持っている人も多いかもしれませんね。
第5位 自分との価値観が合うこと
これはコロナ禍に限ったことではありませんが、
常にパートナーと価値観が会うことは人気の条件だと思います。
普段であれば、多少の価値観の違いがあっても
趣味や友達関係には口出しせずに
お互い好きなことをやって上手くいやっているご夫婦もいます。
しかし閉鎖的な空間や時間の中では
価値観の違いが原因で
些細なことで喧嘩になってしまいます。
子供の教育など大きなことで議論をするのは仕方ないですが
マスクの付け方や手洗いのしかたで
いちいち議論になってたら疲れてしまいます。
第4位 相手の健康面について
これもコロナ禍ならではではの条件ではないでしょうか。
毎日報道されるの感染数や重症患者数などを見て
心を痛めた方もおおいのではないでしょうか?
特に今回、基礎疾患がある人には
とても危険な状況です。
長い結婚生活どうしても病気をすることは出てくると思いますが
やはり最愛の人を突然失うのは怖いです。
出来れば、仲良く健康に歳を取っていきたいと願うのは当然です。
第3位 長時間一緒に過ごすことが苦にならないこと
いままでは家族観でも恋人同士でも
一定のプライベートの時間がありましたので
多少息を抜くことが出来ました。
趣味が違う、やりたいことが違う人同士でも
一緒に居る時間だけうまく合わせればなんとかなりました。
しかし昨年は一カ月以上も家の中に閉じこもって生活するという
窮屈を強いられました。
どんな仲の良いカップルでも一度ぐらいは喧嘩したのではないでしょうか。
ご主人の相手は面倒だけど
仕事に行っている間奥さんは一息付ける
といった関係では在宅勤務も増えそうな世の中では心配ですね。
いつも一緒に居ても穏やかに過ごせる相手を選びたいのも納得です。
第2位 安定した職業であること
昨年の春以降職を失った方も多いと思います。
今回はたまたまコロナウイルスという災害で
旅行業、エンターテイメント、飲食業などをはじめとして
色々な業界の方が被害を受けました。
しかし次にまた起こる災害がどのようなものか予測するのは難しく
安定した職業とは何か、難しい答えだと思います。
今回は一部上場企業に勤めていた方でさえ希望退職やリストラで
急に職を失ったりもしています。
「大企業に勤めていること」という条件が下位に位置しているのも興味深いですね。
やはりこういう時には公務員が見直されるのでしょうかか。
第1位 安定した収入があること
2位と同じような内容ではありますが、収入は必ずしも労働から来るものとも限りません。
今回収入源が複数ありリスクヘッジできていた人と
出来ていなかった人では大きな差がありました。
そしてその危険性に気づいて人も多かったと思います。
安定した収入=稼ぐ力がある
ということだと思います。
どんな状況になっても稼ぐ力があれば何とかなります。
そのような収入を得る能力もこれからは評価される時代なのかもしれません。
8位以下はこんな感じ
8位:家事・育児に積極的に参加してくれること
9位:自分の親や兄弟を含む家族との時間を尊重してくれること
10位:リーダーシップなど頼りがいがあること
11位:自分のテレワークに理解があること
12位:テレワーク推奨の企業に勤めていること
13位:相手の容姿について
14位:大企業に勤めていること
15位:都市部など人口が多いところに住んでいないこと
コロナ禍の不安な状況ではより堅実な条件が求められているようです。